Granite 4.0 H Smallは動く?
IBMのGranite 4.0 H Smallは、推奨の4bit量子化で約32 GBのRAMが必要です(ダウンロードは19.4 GB)。あなたのハードウェアを下で即チェック — データは一切ブラウザの外に出ません。 Apple M-series Maxならおよそ ~64 tok/s が目安です。
ハードウェア情報を読み取っています…
実際の使用メモ
Granite 4.0 H Small は IBM の Mixture-of-Experts モデルで、パラメータ数は名目上 32B ですが、1トークンあたりで実際にアクティブになるのは約 9B にすぎません。この差がすべてを物語っています。各トークンが重みの一部にしか触れないためサイズの割に高速ですが、それでもモデル全体をメモリに保持する必要があるので、アクティブ数ではなく最低 32 GB を前提に計画してください。4-bit 量子化では約 19.4 GB となり、RTX 3060 のような 12 GB カードは完全に対象外で、24 GB の GPU か、ユニファイドメモリに余裕のある Apple Silicon Mac が必要になります。ノート PC で気軽に試すというより、チャットやコーディング用途を想定したモデルです。
RTX 4090 ではおよそ 157 tok/s で動き、これは読む速度をはるかに上回るため、対話的なコーディングセッションでも快適です。M シリーズの Max では約 64 tok/s で、これも十分実用的です。DDR5 上の純粋な CPU 実行では約 9 tok/s まで落ち、バッチ処理には使えますがライブチャットには向きません。128K コンテキストは見せかけではなく本物ですが、コストが高くつきます。これを埋め切ると合計メモリは約 50.7 GB まで膨らむため、24 GB のカードでは実際には上限近くで動かすことはできません。64 GB の Mac でも確保できない限り、作業時のコンテキストは控えめに保ってください。
同程度の総サイズを持つ密モデルである Qwen 3 32B と比べると、Granite は MoE 設計のおかげで概してハードウェアへの負荷が軽く感じられます。ただし Qwen 3 は毎トークンで全パラメータを使うため、より重い推論では優位に立つ傾向があります。もっと小さくシンプルなものが欲しければ、密モデルの Granite 3.3 8B のほうが控えめな GPU には収まりやすい選択肢です。Granite 4.0 H Small の際立った長所は、実際に自前でホストできる本当に高速な 32B クラスのモデルである点で、Apache 2.0 のもとで提供されるため、ライセンスを気にせず商用利用が可能です。
スペック
量子化別サイズ
| 量子化 | ビット/重み | ダウンロード | 必要RAM | 品質 |
|---|---|---|---|---|
| Q2_K | 3.35 | 13.4 GB | 24 GB | 劣化が目立つ |
| Q4_K_M推奨 | 4.85 | 19.4 GB | 32 GB | 推奨 |
| Q5_K_M | 5.65 | 22.6 GB | 32 GB | 高品質 |
| Q8_0 | 8.5 | 34.0 GB | 48 GB | ほぼ原品質 |
| F16 | 16 | 64.0 GB | 96 GB | オリジナル |
サイズはパラメータ数×ビット/重みからの推定値です。実際のGGUFビルドとは多少異なります。 · データ更新日: 2026-06-11 · 数値の算出方法 →
コンテキスト長別の必要メモリ
| コンテキスト | KVキャッシュ(推定) | 合計メモリ(Q4) |
|---|---|---|
| 4K トークン | ~1.0 GB | ~20.4 GB |
| 8K トークン | ~2.0 GB | ~21.4 GB |
| 32K トークン | ~7.8 GB | ~27.2 GB |
| 128K トークン | ~31.3 GB | ~50.7 GB |
KVキャッシュはコンテキスト長に比例して増えます — 4Kで収まるモデルでも32Kではメモリ不足になることがあります。推定はgrouped-query attention使用時のFP16キャッシュを前提としており、実際の使用量はランタイムによって異なります。
ハードウェア別の推定速度
| ハードウェア | 帯域幅 | 速度の目安 |
|---|---|---|
| NVIDIA RTX 3060 12GB | 360 GB/s | VRAMに収まりません |
| NVIDIA RTX 4090 24GB | 1008 GB/s | ~157 tok/s |
| Apple M-series (base) | 100 GB/s | ~16 tok/s |
| Apple M-series Pro | 270 GB/s | ~42 tok/s |
| Apple M-series Max | 410 GB/s | ~64 tok/s |
| CPU only (dual-channel DDR5) | 60 GB/s | ~9 tok/s |
トークン生成はメモリ帯域幅に律速されます:tok/s ≈ 帯域幅 × 0.85 ÷ Q4でのモデルサイズ。実際の数値はランタイムやコンテキスト長によって変わります。
ローカルで動かす
いちばん簡単なのはOllama — コマンド1つでチャットを始められます:
ollama run granite4:32b-a9b-h