Phi-4 14Bは動く?
MicrosoftのPhi-4 14Bは、推奨の4bit量子化で約16 GBのRAMが必要です(ダウンロードは8.9 GB)。あなたのハードウェアを下で即チェック — データは一切ブラウザの外に出ません。 NVIDIA RTX 3060 12GBならおよそ ~34 tok/s が目安です。
ハードウェア情報を読み取っています…
実際の使用メモ
Phi-4 14B は Microsoft が手がける小型のリーズニングモデルで、一般的な 7〜8B のチャットモデルより強い論理性や構造化された思考が欲しいものの、ワークステーションを要するモデルにまでは踏み込みたくない人に向いています。14.7B パラメータで、4-bit 量子化なら約 8.9 GB に収まるため、余裕を持って 8 GB のカードに載せるのは難しく、最低 16 GB のメモリという数字が正直な下限です。12 GB の RTX 3060、16 GB の Apple Silicon Mac、あるいは 9 GB を超える余裕のある GPU が自然な居場所になります。手元が厳しいときだけ、約 6.2 GB の 2-bit ビルドに落とすとよいでしょう。
日常的に使うと、軽快というより慎重な印象で、これはリーズニング志向によく合っています。12 GB の RTX 3060 では 4-bit で毎秒 34 トークン程度が見込め、チャットやステップバイステップの問題には十分快適です。RTX 4090 ならおよそ 96 まで伸び、M シリーズの Max では 39 前後に落ち着きます。ここでの本当の制約はコンテキストウィンドウで、16K は現在の基準ではやや控えめです。8K を埋めるだけでも合計メモリは約 10.3 GB に達します。作業コンテキストを絞っておけば、12 GB のカードに十分収まります。
ほぼ同じサイズで同様にチャットとリーズニングに重点を置く Qwen 3 14B と比べると、Phi-4 は概して幅広い世界知識を犠牲にする代わりに、Microsoft がチューニングした数学や論理のプロンプトで引き締まった構造的な推論を見せます。一方の Qwen は、自由度の高いタスク全般でより万能に感じられる傾向があります。もっと軽いものが欲しければ、同じファミリーでフットプリントがごく一部の Phi-4 Mini 3.8B があります。Phi-4 の際立った特長はパラメータ数を超える構造化推論の力で、MIT ライセンスは気楽な点です。自由に利用でき、商用利用も含み、提供元による付帯条件はありません。
スペック
量子化別サイズ
| 量子化 | ビット/重み | ダウンロード | 必要RAM | 品質 |
|---|---|---|---|---|
| Q2_K | 3.35 | 6.2 GB | 12 GB | 劣化が目立つ |
| Q4_K_M推奨 | 4.85 | 8.9 GB | 16 GB | 推奨 |
| Q5_K_M | 5.65 | 10.4 GB | 16 GB | 高品質 |
| Q8_0 | 8.5 | 15.6 GB | 24 GB | ほぼ原品質 |
| F16 | 16 | 29.4 GB | 48 GB | オリジナル |
サイズはパラメータ数×ビット/重みからの推定値です。実際のGGUFビルドとは多少異なります。 · データ更新日: 2026-06-11 · 数値の算出方法 →
コンテキスト長別の必要メモリ
| コンテキスト | KVキャッシュ(推定) | 合計メモリ(Q4) |
|---|---|---|
| 4K トークン | ~0.7 GB | ~9.6 GB |
| 8K トークン | ~1.4 GB | ~10.3 GB |
KVキャッシュはコンテキスト長に比例して増えます — 4Kで収まるモデルでも32Kではメモリ不足になることがあります。推定はgrouped-query attention使用時のFP16キャッシュを前提としており、実際の使用量はランタイムによって異なります。
ハードウェア別の推定速度
| ハードウェア | 帯域幅 | 速度の目安 |
|---|---|---|
| NVIDIA RTX 3060 12GB | 360 GB/s | ~34 tok/s |
| NVIDIA RTX 4090 24GB | 1008 GB/s | ~96 tok/s |
| Apple M-series (base) | 100 GB/s | ~10 tok/s |
| Apple M-series Pro | 270 GB/s | ~26 tok/s |
| Apple M-series Max | 410 GB/s | ~39 tok/s |
| CPU only (dual-channel DDR5) | 60 GB/s | ~6 tok/s |
トークン生成はメモリ帯域幅に律速されます:tok/s ≈ 帯域幅 × 0.85 ÷ Q4でのモデルサイズ。実際の数値はランタイムやコンテキスト長によって変わります。
ローカルで動かす
いちばん簡単なのはOllama — コマンド1つでチャットを始められます:
ollama run phi4