GPT-OSS 20Bは動く?
OpenAIのGPT-OSS 20Bは、推奨の4bit量子化で約24 GBのRAMが必要です(ダウンロードは12.7 GB)。あなたのハードウェアを下で即チェック — データは一切ブラウザの外に出ません。 Apple M-series Maxならおよそ ~160 tok/s が目安です。
ハードウェア情報を読み取っています…
実際の使用メモ
GPT-OSS 20B は OpenAI のオープンウェイトな推論モデルです。まず押さえておきたいのは、これが mixture-of-experts である点です。総パラメータは 20.9B ですが、トークンごとに有効になるのはわずか 3.6B です。そのため同規模の dense な 20B モデルよりはるかに高速に動作しますが、それでもモデル全体をメモリに載せておく必要があります。4-bit 量子化ではおよそ 12.7 GB に収まり、現実的な下限は約 24 GB の RAM です。RTX 3060 のような 12 GB のカードには載らないため、実質的には 4090 のような 24 GB の GPU か、unified メモリを潤沢に積んだ Apple Silicon Mac が候補になります。
日常的な使用ではサイズの割に速く感じられ、これが MoE の利点です。RTX 4090 では毎秒およそ 393 トークン、M シリーズの Max チップではおおよそ 160 tok/s が見込め、いずれも読む速度を十分に上回ります。DDR5 で CPU のみの場合は約 23 tok/s まで下がり、バッチ処理には使えますが対話的なチャットには向きません。128K のコンテキストウィンドウは余裕がありますが、まさにこの部分が静かにメモリを消費します。最後まで埋めると、KV キャッシュを読み込んだ後の合計使用量は約 38.5 GB まで上昇します。余裕がない限り作業中のコンテキストは控えめに保つか、約 8.8 GB の q2 ビルドに下げてください。
コーディングよりもチャットや推論を想定して作られているため、プログラミング用途では Codestral 22B のようなモデルの方が概して向いており、ビジョンも欲しい場合は Mistral Small 3.1 24B が選択肢になります。際立った特長は、3.6B のアクティブパラメータというコストで得られる推論品質です。さらに余裕が欲しい場合は、上位の GPT-OSS 120B が同じレシピをスケールアップしています。ライセンスは Apache 2.0 なので、商用利用や production を含めて本当に自由に使え、プロバイダー固有の制約は一切ありません。
スペック
量子化別サイズ
| 量子化 | ビット/重み | ダウンロード | 必要RAM | 品質 |
|---|---|---|---|---|
| Q2_K | 3.35 | 8.8 GB | 16 GB | 劣化が目立つ |
| Q4_K_M推奨 | 4.85 | 12.7 GB | 24 GB | 推奨 |
| Q5_K_M | 5.65 | 14.8 GB | 24 GB | 高品質 |
| Q8_0 | 8.5 | 22.2 GB | 32 GB | ほぼ原品質 |
| F16 | 16 | 41.8 GB | 64 GB | オリジナル |
サイズはパラメータ数×ビット/重みからの推定値です。実際のGGUFビルドとは多少異なります。 · データ更新日: 2026-06-11 · 数値の算出方法 →
コンテキスト長別の必要メモリ
| コンテキスト | KVキャッシュ(推定) | 合計メモリ(Q4) |
|---|---|---|
| 4K トークン | ~0.8 GB | ~13.5 GB |
| 8K トークン | ~1.6 GB | ~14.3 GB |
| 32K トークン | ~6.5 GB | ~19.2 GB |
| 128K トークン | ~25.8 GB | ~38.5 GB |
KVキャッシュはコンテキスト長に比例して増えます — 4Kで収まるモデルでも32Kではメモリ不足になることがあります。推定はgrouped-query attention使用時のFP16キャッシュを前提としており、実際の使用量はランタイムによって異なります。
ハードウェア別の推定速度
| ハードウェア | 帯域幅 | 速度の目安 |
|---|---|---|
| NVIDIA RTX 3060 12GB | 360 GB/s | VRAMに収まりません |
| NVIDIA RTX 4090 24GB | 1008 GB/s | ~393 tok/s |
| Apple M-series (base) | 100 GB/s | ~39 tok/s |
| Apple M-series Pro | 270 GB/s | ~105 tok/s |
| Apple M-series Max | 410 GB/s | ~160 tok/s |
| CPU only (dual-channel DDR5) | 60 GB/s | ~23 tok/s |
トークン生成はメモリ帯域幅に律速されます:tok/s ≈ 帯域幅 × 0.85 ÷ Q4でのモデルサイズ。実際の数値はランタイムやコンテキスト長によって変わります。
ローカルで動かす
いちばん簡単なのはOllama — コマンド1つでチャットを始められます:
ollama run gpt-oss:20b